Colony / コロニー
. 銃声 倒れる男 街角 新聞で顔を隠し...
恒星からの手紙
柳の枝を鞭にして、 叩く、ロケットのエン...
饅頭と望遠鏡
お饅頭を食べて おなかがいっぱい あたり...
その日
夜、 今日も一日を 終えられて 「やった...
天使の診断基準
1.1 前兆のない天使 Angel...
生きがい
ねえ、あなたの生きがいはなんですか? 子...
らんぱろらんぱら(リライト)
通り雨が、ぽつりぽつり スライド硝子にコ...
ケイトウ
彼のカルシウムが納められて15年になる。...
キメラ・マーブル
わたしの手足、胴体、それはキメラである ...
ホップとステップ
耐え難い ほどの 愛しさで よろけた ...
Walts for Debby
深夜ラジオが1時を知らせる頃 ビル・エヴ...
『二度と』
もう少しだけでいいから、 あの過去に戻れ...
1962年
ゆがんだものは、徘徊する ブランコの心象...
霊
どの道 永い神経を 通る 山鳩の歌は 愛...
Tweet of myself
自業自得 自縄自縛 自暴自棄 四面楚歌 ...
月に祈りを
満月よ! 願い事をひとつ 聞いてくれ 静...
ミュージック・ライフ
微睡みから始まるプレリュード アパートの...
高所恐怖症
私の猫背の中に 翼が埋まっているんぢゃな...
朝目覚めて思うこと
空がきれいだ 都会に居た頃は 晴れ間も曇...
GPS
旧友から得られるものはなにもなく ただ喧...
ヒツゼンテキアシタ
すでに時間・つまり列車は 崖の端から都市...
ラッキーパンチを当てたのは
ドンッ あーっと チャンピオン倒れた!倒...
サヨナライエス
息詰まる 世界、そこから出て来て わたし...
ビッグマウスと
やると言ったからには やらなきゃならねえ...
熊野菊
また君か もういい加減にしてくれないか ...
死を含んでいる生
何のために生きるのか と自問すると 切な...
令和の金八シリーズ 『コトバ』
コトバ 言葉は 言刃にもなる 気を付けよ...
十四度と十五度
君は壁の中へ消えて行く ジンジャーの白い...
飛びこむ猫
パソコンのネット画面がいきなり止まった ...
曼珠沙華
地の底の 暗い土 うごめいて 生きはじめ...