ネズミ男1 ヴェルサイユで断髪式
ルーブルの前で袈裟着て バゲット持ちなが...
円を描いて縁を切る
円を描いて縁を切る 炎は冷たく雨が降る ...
逃避
頭の上からつま先まで 終わらぬ痛みと不安...
ねえ
ねえ わたしは ほんとうにわたしをみたこ...
明烏
開け放たれた窓から差し込む光の 切先が面...
ペンシルバニアのペシリブラ
ペシリ ペシリと青薮の中 ブラブラしてる...
ふぃくしょん
白くて鳥の(あれはたぶんタカ目だとおもう...
ボヘミアの舞踏家2 〜未来の影たちへ
まだ踊り方も知らないまま 影に喰われそう...
あやかしの滝行
応仁の乱辺りで ポテトチップスかじってた...
ねむめ
私の足りないとこを教えてくれた あの子が...
パプアニューギニア島の肉まん
せっかく宴会してんのに マンゴーパパイヤ...
アケビ
あなたが抱いてくれないから 私は今日も欠...
世界平和すぎて可愛い
木が生い茂り 木陰で花が満開 赤青緑橙群...
キンセンカ
今日も太陽に向かって 盃を酌み交わしてい...
Maybe
別段何の冗談でもなく 私は彼を告発できる...
蛙の子
先生も、友達も、海だった。 僕が一人しら...
答えが見つからなくても少しだけ
さもしい「人」として生きるしか道がなかっ...
タックル
雪の音 指定が欲しい 毎日が 葬儀と苦患...
Bebe
輝いていた 満ち足りていた 知らぬ程に無...
証言〜令和は冷ややか
どう言うつもりの マイティ・モー サザン...
一つ星
世界は 星なのだと 誰かが 私達に教える...
安らかな茫々
白い牙を覗かせて、 獰猛なうねりが崩れ落...
ひととき
壁に活けられた花は 店の仄暗い灯りに 瑞...
掌(たなごころ)
たとえば その夢が本当でも 俺は現実のド...
マイン公
マイン公 エッフェル塔突き刺した鉱山 ガ...
夜の底
シャッターのおりた憂楽街 眠りに落ちた改...
昭和から令和〜夏の記憶
仰がなくとも尊し 真夏のヒートテック 塩...
光を通して見えた世界
最後のひとことは手短な体言 毎度あからさ...
即興/人工海岸
ちぷ とぷ たぷ ゆききするリズム 海は...