五行歌 西行のオマージュ
花よ咲け 満月の夜に いさぎよく 花びら...
影法師
誰にもなれず 誰かになりたい 背を追いか...
マクロ。
もともと。 こっちのほうが好きだった。 ...
倦怠感
呼吸のたびに 気というものが抜け出ていく...
ヴォカリーズ
冴えわたる月の光をうけて 抱かれた夜の夢...
今の場所で咲く
夜と霧には 本人がいかに その 困難な置...
独白
机の上で アレはこうして コレはああして...
飛燕草
揚げひばりで陽気になれるのは 介抱してく...
勿忘草
アダム様とルドルフから そっと耳打ちされ...
河津桜
もっと早く河津の街に生まれていたら どん...
カンパニュラ
いくら銀の鈴を鳴らしても あなたの耳に届...
ゆうれいおもい
ねえ?みえてる?の? ねえ?きいてる?の...
イタリアの植物学者
イタケーの地より思い出すものは 酒場のア...
不在
ある日、あなたの背中に 窓があるのを見つ...
ある日の想い
恋は太く短く 愛は細く長い 恋は甘酸っぱ...
立葵
梅雨の時季がやってくると 鶏を真似るあな...
春の吹き溜まり
2024年3月20日 春分の日 午後12...
朝の夢
公園の水面に睡蓮が咲いている ウスバカゲ...
再改
何も見えないからこそ すべてが見える気が...
枇杷
私を抱こうとしたって無駄よ フェザータッ...
合歓の木
一夜を共にしただけで 肌寂しいわけじゃな...
竜胆
色々な苦味を味わったからこそ 「残花の美...
心感デッサン12
心感デッサン 2024.3.19 by ...
遠い呼び声
ある日を境に白兎は嫌われてしまった 傲慢...
058
朝を頬張って 暮らしが目を覚ます 昼は微...
季節
足元の小さな一段下 花が海に濡れた 昨日...
何処へ
生まれてしまった歓びと 生まれてしまった...
雨
音を立てて 雨が降る 音を消して 雨が降...
生きていきます
私達は生きていきます どんな事があっ...
夢十夜 ⑩
車を買うことになってディーラーに行った ...