宙鯨の詩
宙の海を泳ぐ鯨の歌が響く 闇夜に浮かぶ星...
学園祭の亡霊
足音が五月蝿いから 喧騒が酷いから 何も...
イツワリノの民話・その1
カナディアン・ショーはキャナンテ族の若者...
冷房が苦手
空気が元気を ムリやり押さえつけられて ...
牝 狐
帰る所が 無いならと 泊めてやった...
指
風を読もうとして 青空の中に人差指を立て...
潮騒
波が かすかに鳴りながら ふともらし...
大義なき時代に生まれたジョーカーの復讐
長兄は、自慰行為をあまりしなかったと思う...
ひとつに
空の向こうに何がある? 海の向こうに何が...
藤紫
ゆらりゆらりと想いを燻らせ 君は頭を垂れ...
朝焼け(ソネット)
きみの瞳に映る 朝焼けについて学ぼう 夜...
ディーゼル車
汽車に乗って 音楽会へ行く くすんだ窓枠...
川のある街
白い形の声が落ちていた 門扉が壊れて困る...
搾取餅
大学生がこんなにも忙しいのは 大学生が搾...
種の存続の本質とは。意外に良くできているじゃあないか。
DNA- that’s wh...
砂漠に行った
砂しかなくて、砂ばかりなのだから 頭の中...
雨
仄かに薫るペトリコオルが 僕の記憶を揺ら...
030
恩知らずの夏が またやって来る 何も返せ...
トンボ
ビビッ ビビッ ほんの一瞬で 舞い上がる...
手
あなたの手は 口の代わりに一生懸命に人に...
凄腕のガンマンが
凄腕のガンマンが 一線を退いたあとは 殺...
教えてあげたい
30歳になったときの気持ちは30歳になら...
習い事
習い事をする指 花粉が入ってきて 鉛筆に...
メールヒェン
朝の光の まだ ささない頃に 女が...
ひとり
町のショーウインドー お前が写っている ...
未来は無限
わたし この世界にはこの世の中には凄腕の...
夏至
暮れることのない日々 差し続ける光 ぬる...
唇
その唇で 言葉のシャボン玉を 際限なく繰...
ふれる
鳴りやまないあの曲も きっといつか終わっ...
山脈
冬の山の名残りただよう稜線に しのび...