詩｜poem

薔薇に焦がれ 薔薇へと背伸びをして なお...

光がないと言うひと。 カーテンをめくって...

まさぐるものたち、極明の表土を耕し 墜落...

自らを 奮い立たせる 焔(ほむら)を胸に...

月に一度、妻は数日家を空ける ( 詩人の...

ごちゃごちゃにされた私の精神 さぁ鮮やか...

これも運命　天の自由だ と真昼の幽霊は言...

ちいさな 言葉の狭間で いつも待っていた...

戯言を 紡ぎて成りし 腐れ縁 最期に想う...

中学校の卒業アルバムを 引越しの時に置い...

流れる雲 なんとなく空を見る 流れる雲に...

大切なのは ぽじてぃぶということ その最...

ジョギングしていたはずなのに 
ふと気づ...

香りのない花 それはまるで記憶の産物 色...

諸国をめぐりて渇きあり、すなわち 悪路王...

「アメリカでテロが起こった瞬間、セックス...

真夜中に目覚める猛禽類の瞳孔 耳元に不時...

少女よ　少女よ 嘘をつかずに言ってくれ ...

今、どんな感じ？ いつも問いかける 今日...

まっすぐ まっすぐ ただまっすぐ 見詰め...

二本の直線が交わる形 マルとは相対する存...

あなたのいない 空は高いですか 若いころ...