落とし物
何もない画面に向かって キーボードの文字...
わいん
人生は あっ という間の 紋次郎
キーを!
キーを! ストローを挿しただけの痕を 理...
人生
背中の荷物なら 直ぐに降ろせるけれど 積...
サマンサ
近づいて来るその音 剥製のキリン かも知...
性(さが)
女性は―一応 という 男は―必ず という...
虹、炎上
それは 美しきファイティングポーズ 何者...
かけら
どこかで見つけた小さなかけら とても小さ...
ゴハンかけ卵
ゴハンかけ卵 物価上がって 賃金据え置き...
好きなことは下手でもやり続けるしかないよな、生きろ。
例えば 水たまりを越えようとして かかと...
砂時計
あなたのことが だんだん見えてきて 眠れ...
穏やかに
波に触れれば 気持ちは 滑らかになってゆ...
枯れ葉
吹き溜まりに集まる旅人 風吹くまま あて...
生きたり死んだり
吸ったり吐いたり 食べたり出したり 話し...
再生
「生きていると感じた瞬間、僕らは死を恐怖...
今日は誰と出会えるかな?
読んで貰えたら嬉しいし 読まれなきゃ寂し...
たびの途中で
たびの途中で 途中乗車してきた旅人を 見...
甘い
しびれて 味がなくなるくらい それほどに...
ラナンキュラス
薔薇に焦がれ 薔薇へと背伸びをして なお...
壊された車椅子/季節外れクリスマス
光がないと言うひと。 カーテンをめくって...
典子外伝 — その5 —
まさぐるものたち、極明の表土を耕し 墜落...
焔の道
自らを 奮い立たせる 焔(ほむら)を胸に...
寿司日記
月に一度、妻は数日家を空ける ( 詩人の...
眠れない夜
眠れない夜には友が欲しい 異性同性なんて...
「小芝居」
ごちゃごちゃにされた私の精神 さぁ鮮やか...
これも運命 天の自由だ
これも運命 天の自由だ と真昼の幽霊は言...
喩
ちいさな 言葉の狭間で いつも待っていた...
知己
戯言を 紡ぎて成りし 腐れ縁 最期に想う...
卒業アルバム
中学校の卒業アルバムを 引越しの時に置い...
昨夜から作っていました。
流れる雲 なんとなく空を見る 流れる雲に...