笑顔の向こう
形式主義に浸る人生はサーカス 片足で曲乗...
ダダ
決してあなたからの手紙を読んだりはしない...
泡
水に揺蕩い流れる泡沫 次々と現れる分 消...
ずっと
小さな手のひらでそっと川を掬う 零れ落ち...
絵本
本の中の世界は綺麗だった 花は華やかで凛...
そうじゃなくてさ
る I’m not a mo...
昔の音
スマホのやり過ぎで 疲れ、腹も減り 近...
傷ぐち
あなたのその氷のように冷たい言葉に 私の...
僕の心と私
後ろからの音 何かむしばむ音 それは僕の...
小説
一人に小説家がいた 彼は楽しい話が書きた...
キャッチコピー
希望と絶望は 青春の 錦の御旗 もう 私...
帰還
森で迷った 君は血迷った 君の前に 悪魔...
風の又三郎(そのまま)
風の又三郎(そのまま) /勝手にひとり連...
駄文
さらさらと、だらだらと まるで流れる水の...
004
とある休日の昼下がり 鉄とコンクリートと...
スールレアリスム
俺の腹の上で尻をゆする女 この女は何を欲...
風のひと
風の死者とともに 今日も往く
ぽつり
ぽつりとつぶやく ぽつりと雨の滴る朝 ぽ...
曇りのち晴れ ~今は亡いきみと~
今 こころの目が曇っていて、こころの目が...
幻の女
眠る街は 冬の風が吹く 白い小道 濡れた...
ウルトラリアリズム
その絵はひとりの女性を描いた絵である 背...
即興ドライフルーツ
薬を飲んでスマホをいじって、結果的に 眠...
003
日々の上に 真っ直ぐに立って モノとコト...
道標
灼熱 地獄の果てに 魂を 絶叫 砂漠の果...
屍
今日は晴れていたのか曇っていたのかわから...
ハイパーリアリズム
水力発電所から煙があがっている なんだか...
風のように
目立たない人たちが いる。 オフィスのフ...
寓話 貪欲
友人の家には とても親切な おじさんがお...
寓話 寛容の樹
宮殿の庭に 「寛容の樹」と呼ばれる 大木...
独
「いつだったろうね 自分を否定し始めたの...