積荷
忘れたい記憶があります。ええ、それはもう...
赤城神社、裏
少し雨が降っている ぬるい感触にとまどっ...
雨音
幸か不幸か 私(イレモノ)は 私(ニセモ...
『冬芽』
さくら さくら さくら さくら ...
サボテンの気持ち
僕はね お水はたくさんはいらないんだ で...
あれは君のことだったのかもしれないと思った
. 久しぶりに 眠れない夜だった 一...
握手をしよう
ふんわり ぎゅっ ふんわり ぎゅっ 骨と...
スペンサーの地下室
明日 見果てぬ地下室で そこはかとなく出...
おいしく食べて しあわせになれ
自分が許せなくて 自分へのわるぐちが と...
ひとは
「ひとは」 人は変わる 変わります 人は...
気になってたあの子
いつもつまらなそうな眼をする 君が笑った...
あめつち
天翔る四季に翻る 先祖返りの半月の 気狂...
詩
. 詩 Poetry = あたしの...
蕾
一輪の花がゆっくりと、蕾を開く、宵の夢 ...
ごめんね
かつてぽえ会で、kikkiとか、椿月とか...
ささやかなる反抗
なんてすがすがしい朝だ トーストにコーヒ...
八ッ場ダム湖にて
ダム湖の底から大小様々なあぶくがぽかりぽ...
Thorn
言葉に溢れていたくない そんな気分になら...
深緑
住み慣れた街の 見知らぬ路地に ふと足を...
通知
あなたがかまってくれないから、ひどく不気...
傷のこと
蜩(ひぐらし)の かなかなかなかなかなか...
親へ~ある手紙~
親へ 中途半端な大学に入っちゃってごめん...
君は運がいいか
君は運がいいか こう言われたら 今までの...
山谷堀幻想
舗装された道に沿って 古い堤防の跡が剥き...
奥鳥羽の秋 野辺場の秋
もうこんな窮屈なブラックホールでの生活は...
トゥシップスパッスィングインザナイト
長旅の疲れもさることながら 星も見えない...
白黒
隣人がボブ・ディランである可能性より 隣...
僕は生きたい この人生しかない 愛してもいいですか
. . 街の間から差し込んでくる夕暮れの...
柿の知らせ
庭で夕空を仰いでいると 足下の、少し離れ...
灰かぶり姫【姫シリーズ】
昔、灰かぶり姫を憎む少女がいた 周りと少...