冬
空気が冷たい 鼻の頭も 一人ぼっち きれ...
グリコのおまけ
わしは実は ふたごだったと聞かされた日 ...
暇つぶし
暇つぶし つぶすようなものはない 時間は...
秋空
見上げれば 澄む青に オリーブの樹のシル...
なにもない日
予定はない 行く場所もない 会う人もいな...
明日
俺は最低で 悪魔にすら 愛想尽かされ 自...
めめんともり
いつか死んでも あの世には行かない 天国...
十三歳
四つ葉のクローバーが たくさんたくさんあ...
夕陽と海と君と僕
オレンジ色の砂浜を 僕たちは手をつないで...
僕の太陽
下ばかり見て 歩いてきたから 猫背になっ...
数学へのアンチテーゼ
数えることは馬鹿らしい ひとつふたつみっ...
即興4行詩
即興4行詩 部屋に椅子がある 隣に体育座...
okaeri.com 31-40
31 海上花火が鏡のような内浦に...
狂った痛み
ずっと 腑に落ちなかった 喜びも痛みも ...
「選ばれし者の誓い」
「選ばれし者の誓い」 イエスの時代、...
クソ野郎の尻拭い
ポジティブな事を 期待するのは 愚かな事...
決心
雨ニモマケズノの青年に なりたい 丈夫な...
埋まらない
幸せじゃない人がいるから 泣いている 幸...
散歩
休日の午後 通院帰りに歩ゆるむ 道の...
秋のreverse
夏に汚れた窓硝子を 綺麗に磨く 夕日を背...
駅前
午後の水泳の後のような 細く眩しい筆跡 ...
sayonara.com 31-40
31 わかったよ 本当はもうとっくに...
040
追い詰められた枝先で 黙り込んだまま 幾...
すべての歌はラブソングである
宇宙の始まりから終わりまで きみがいたあ...
析出
私に少しだけ 涙にも似た溶液を加える 涙...
初冬の海
湧き出る 愛に堪えかねて 大きく動...
EXIT
夜に邪魔をするなと言い 鈍く光る三日月に...
影やひかり
俺は明日休みだから 木曜日の夜に ツバを...
友川
友川への幻想はハイライトの煙と共に消えて...
okaeri.com 21-30
21 不器用に生きている君の笑顔が好...