詩｜poem

新世界へ 続いて行くのか 何の保証も無し...

風が凪ぐことをやめた ふわりと薫る四季の...

　 わたしの跳び箱が 静置されている と...

午後ティー淹れたティーカップ 祝日の遊園...

明るい空はとても気持ちよく 心は晴れ 今...

外は薄い氷の膜で覆われている 人々の吐く...

　　　　 　あぁ、あの子はとても美しい少...

病人は白い 　とても白い手をしている 　...

いくつかの歌をささ やく夜のひととき う...

子供はすぐに走りたがる 大人はすぐに歩き...

落とした物なら 誰かが拾っているさ 気に...

打つと動く カーソルは 思いを 文字にし...

いちゃつくのに どういちゃつけば良いのか...

――献杯の酒を飲む夜に ㅤㅤ 僕は蛙さん...

第一次世界大戦以降 閃光が放たれ 轟音が...

オセロでおれが勝つとおまえは 癇癪を起こ...

サァサいよいよはじまるよ 秋の大綱挽きま...

新宿の雑踏に陽が差し込むころ もう少し空...

彩色した羽根を広げ 会得した最新鋭の飛び...

空白に 当てはまる 答えは 海のように ...

事業所から 金曜の夜に電話が来る 契約が...

一 　時は満ち うねりとなって押し寄せる...

「緊急警報！　大工を、ベーコンが襲いまし...

無知な私の闇に 月がてらてら光っていて ...

一緒に釣りに行く 君は魚が釣れない 君は...