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. すべては、本質を除く劣った装飾です。...
ざしきわらし
ぼくは、ある古民家を訪れていた そこは旅...
散開
眠れなかった夜の 午前3時の埠頭で 静か...
メルストグォンの墓
そんなわけで、ヨハンゴットケムラーはまず...
爆詩
その瞬間 白い二次元の世界で 爆発した ...
お別れに
お別れに私が欲しいのは笑顔です 涙でも思...
色々
赤色のコートを着たあなたが 荒んだわたし...
カメレオン的アナロギア・エンティスの脱構築
眠れ、ひとしきり、この世を否定したいなら...
あふひ
夕闇に流れていった 葵の花の香りのように...
弐景
. 『ノオト/十月の原点』 . 「カール...
ダブルルーム・ダイアリー
. 1. 半分だけ拒めた日常を流す 部屋...
古時計
お遍路巡りに飽きもせず 二十四時間永劫回...
詩ノート
十五の頃より書き留めた これはわたしの黒...
夕暮れ
ピアノがあなたを弾いている あなたはだん...
即興/季節風と片恋
冬空から風が降りてくる 散りばめられた星...
無心
上空を 飛行船が過ぎていく。 陽ざしの眩...
SD詩s
あらゆる景色のあらゆる色に 名前をつける...
なんにもなく、あたたかに、ひとと
ポップコーンはポップしたコーン ポパイの...
罪のある存在
私は罪のある存在です だから全てへ 「あ...
色
夕方が好きです 昇るひも 好きです 会い...
即興/北の風10m
震えているのは ぼくのささやかで深刻な欠...
プラシボとプラトンとプラスチック
あなたが詩人であるならば あなたの栄養は...
ピエロ
また語ってしまった 自分博物館の 一番奥...
雪原の中でつかまえて
空から舞い落ちてくるのは そのかけらの様...
ストリート・ビュー
. 吐いた 四条大橋 砕けた 出町柳 御...
詩
ユートピアにたどり着く 環状線ではない路...
大寒
噛みついたら 歯が浮いてしまいそうな 青...
微睡みの中で
うつらうつらと舟をこぎ 自分の瞼をみるこ...
愛の宣誓
三毛猫が突然泣くみたいに 呟くくらいの声...
ハイビスカスと電気椅子
女は赤いハイヒールで イキ過ぎた犬の敏感...