愚者のなかの愚者へ
愚者のなかの愚者へ ぐしゃぐしゃの梵我の...
どとれ
となり合うどとれ どなり合うどとれ 大好...
風の中のメアリー
風の中のメアリー このままずっと遠くの方...
どりーまー
ぼくは、めにみえないものに、ずっとずっと...
生まれて来た幽霊だ
この せっかくの機会を 楽しもう。楽しめ...
色づかい
目の前の光景から 彩りが途切れた。 その...
幻花
花は地面すなわち あなたが見る底辺で咲く...
あしたはあしたの
そらに ぽかんと くも うかんでる きょ...
夢のあとさき
飛び降りた 私の身体に大事は無かった ...
七夕前夜
予定は狂うだろう 内なる神からの指示に ...
手遅れ
子どもの頃は 目に見えるものがすべてキラ...
88個の詩(Rに)
88人の詩人たちが詩を書こうとしていた ...
人生は続く
ガチャガチャと音を立てて 扇風機は首をか...
痛みを先延ばしにしない為に ロックンロールが必要だ
草薙の剣の薙とは 蛇から出来たものを表す...
夜勤
暗闇の中で働く 囁く 声と指は一定の距離...
真昼に神を呪っても 夜には神を祝福したい
時代の暗部は闇に塗られ 必死の形相でこな...
このドックに宇宙船は来ません
星の王子さまが 体をおいて星に帰るとかい...
近いようで遠い存在
今日も また たくさん 思い出のページを...
&
ようやくもの心地ついたよ って 一旦やめ...
無縁塚ととんぼと私
無縁塚の苔は そのままにしておいた 今年...
貝がら
きざみ大葉と梅塩昆布で お茶漬けをし...
待合室の詩
待ての姿勢。 待て。 待て! イスに座っ...
夏休みの詩
でたらめだ。 秋なんてでたらめだ。 ハイ...
なぁぜなぁぜ?
なんでかな? 何でかな? 小さい子供にと...
荒れ模様の旅
絶望をカバンに詰めて 眠れない夜を過ごし...
自然の中の不自然さを認め不自然さの中の自然を否定する
お前らの瞳に映るものが何であれ 俺は言っ...
ソーダ水
突撃する子葉体 これらの性格は無駄なしぐ...
気狂いマンボ
自己満足の為に生きるのは 自慰をしている...
心と言葉を捨て文字にする
忘れてしまったけど 何かの時に 渡そうと...
しあわせ
人はみんなそれぞれ違う 同じ人はいない ...