その手を離す勇気
ザラザラした、その手を 離す勇気なんてな...
見つけた
ふと置いた、タオルの下とか 本と本の隙間...
プラハの桜
窓の外からプラハの音がする かつて愛して...
ちゃんちゃら
臆病に怯えながら彷徨う 堕ちて来た 悪態...
アストロノーツの光
おまえの身体を太陽に捧げる時 莫逆の友よ...
立秋に
日射しが熱くて 大きな日陰に足踏み入れて...
京都
東山の古い京町家 白髪の老貴婦人 「伊織...
群像
それは当然の帰結であった ベランダに転が...
水
肥沃な大地をおびただしい水が灌漑していく...
フェイク
ショウコー・アサハラは サリンを撒いた ...
暁
まだ 夜は明けない 食器棚からグラスを出...
シャンバラは目には見えないが、この世に実在する世界だ ダライラマ14世
夏の避暑地嬬恋村 夜の道に光無く闇 半出...
JEM STONE FILE
従順なふりなど出来ない そのTシャツに書...
ろんざない
息を吐くように嘘をつき 息を吐くように詩...
カツカレー
夏 カレー カツカレー 大盛り 大盛りで...
Female Spider Ⅲ
集合住宅のベランダには暮らしぶりの ...
裸眼に癒着
メガネ猿が木にぶら下がってる 奴らは奴ら...
美味しい食事
カニ味噌を泳ぐ 珍しい形のしゃもじが 私...
イニシエーション
そこから 気持ちよく ネジを緩めて ね...
涼風至
琴座のベガ 天帝の娘 人々の為に 機を織...
自分が頭良いと思っている奴はメタ認知力がない
PIXIEの口笛 森の中を歩く彼女が 口...
金色の帆
金色の帆が夕陽の中に 私の足許の わずか...
存在しないもの〈数〉
〈数〉は存在しないものである。それは時間...
夏:上巻
背に纏わるシャツのような 傲慢の若さが ...
俺は天下のホラ吹き男
(物事をうまくやり過ぎてしまうことの怖さ...
BEAUTIFUL KAMIKAZE
あなたの目の下に星があるとき あなたは今...
Highway Child
全ては 少年のしわざだった 二人で語り明...
ほんとなつ
少し埃っぽい、冷やりとした空気 もう、夏...
チョコかと思って吸ったら猫の糞
床に落ちてた アイスかと思ったら人の爪 ...
広島長崎東京日本🇯🇵
無念無双の光の中 怒りを捨て生きる 黙し...