その声
死ねない まだ声は 死ねない こう思うの...
小さきものよ
もう骨と皮ばかりだ いまもいびきをかいて...
手紙
手紙を書きました 数滴水を硯に落とし お...
音楽の力
ひどい苦しみを感じたら 心癒せるメロディ...
名残り
わたしは箸を置いた 箸はわたしを置いた ...
時の輪とギリシャの関係
両膝を着いて 君と同じ目線で話す時 青い...
夢
なぜだろう あんな夢をみたのは 昨夜...
君を見た
君を見た 水晶にのみ映る君を見た 見てし...
地獄
なぜか、地獄で苦しむ人の顔が頭に浮かぶ ...
立体裁断
三角方眼定規で 下くちびるを切った 風が...
光の小径(目覚めの時)
あなたの偉大なる生命に 赫々と昇りゆく...
なぁんて思い出があったら
水金地火木土天海冥 そのすべてが一直線...
好奇心に囚われた脳みそ
TVと見つめ合う 夜の時間帯 可能性に刺...
龍木(りゅうぼく)
枯葉を手に握り回し粉にすると それは キ...
蝉の内臓
もちろん蝉のオスは 何も持ってはいない ...
鏡
夕暮のほんの短い一時 鏡が恐ろしいのに ...
夏
陽射しがシャワーの音 蝉 ...
行水
真夏の、暑さで、体が熱を持つ いっそのこ...
泣きたくないから
嘘でも笑う 無理して笑う 泣きたくなった...
熱中症
クーラーかけても 夏の暑さで、頭がくらく...
どいつどどいつどどいつどいつ
降り立ってすぐ 建築物の 価値も漂う 列...
サノバビッチ・ヘヴン
ケモノ祭りを始めます! 用意はいい?デス...
猫背の時代
時が移ってゆく ここは 猫のいない人生と...
危険!
スズメバチ あぶない! 怒ってる 怒って...
ある夏の日の贈り物
よく晴れた夏の暑い休日に 息子と一緒に行...
天界
どうか、天界に、いる神様よ 世界中の、苦...
ジャンピン
共生型ロボットはおれを慰めようとおれの好...
夕暮れから(ソネット)
詩を語る樹の下で 私は独り夕暮れを見る ...
背信
木の上に 馳け登った昔 希望の高さを確か...
裏路地
裏路地、提携する眼 蔓延る窓 分裂する窓...