失礼します
ありがとう 空よ 私の至らない部分が 人...
雲ひとつない空になれなかった
雲が ちりとりのフチに 残された 取りき...
観音殺し
ビック・バンまで 何で戻らなきゃいかんの...
飲み込まれちまったみたいに
やっぱよく考えてみて 死んだ連中が 全員...
怒りの荒鷲
人類史において 法治国家だと称する 国の...
太陽の塔からビビビ
意志を持っているかの様な 縄文土器は 岡...
人生の四季
柔らかくしなやかな若葉の頃を過ぎ 度胸と...
okaeri.com 1-10
1 魚屋の前ではきっと 夕焼けが足りない...
供養 2
だんな、だんな、夕べ奴が出たんでさぁ
...
たぶん都会で生まれ育った人には無理だと
リズムから溢れる符牒符合をかき集めて...
薄っぺらい道
壁に 飾られている 好きな ぬいぐるみへ...
老いるということ
背伸びする何故か空しい老いた秋 * ...
琥珀
こ は ...
風の光る日にふと思ったこと
食べものや飲みものを 私が頂く時に ご先...
無修正シャングリラ
燃えないゴミのような日に 燃えるゴミを...
birthday
十月は この世界にやってきた季節だから ...
落とし穴
〇 玩具のミニカーに乗りたい、と 息子が...
ユーリー・ガガーリン
飛行機が墜ちた ユーリーは死んでしまった...
サフラン
ちびっこいの ぴょこぴょこ咲いた まっか...
高架鉄道
高架橋の手前で 母子とすれ違う 歩道...
雑踏に踏みこみ
雑踏に踏みこみ 人ごみに紛れて歩く社会人...
夜釣り
今日も釣れない 大きなクラゲきた ふわり...
アマリリス
葉っぱだけのまあるい鉢 だるまみたいな鉢...
浪漫飛行
白文字が下から上へ。 エンドロールですか...
不在
頭の中で悶えているのは死にかけの海老 だ...
公園
井の頭公園で 鴉が ぎゃーぎゃー と鳴い...
いつもの朝
アラームの鳴る朝はいつもくびまで浸り 電...
038
ピントを甘くして 眉を和らげて 眺める ...
金木犀
秋晴れの散歩中 金木犀が鼻をくすぐる さ...
積木
手はさわり 落ちていく あたらしく たど...