夏からだんだん冬へ
あつくて あつくて 虫さえ すくない ヘ...
素直愚直
自分自身に素直に 素直になろうとして愚直...
髑髏身
金曜日 嘘をついて 約束も反故にする 自...
三美神あり
そのまた影の方から古代の挨拶がある カー...
100年戦争の中を生きぬいた戦士達へ
100年戦争の中を生きぬいた戦士達へ 生...
夏ってやつは
流れる汗が減ったとか、 朝まで腕枕でくっ...
晩夏
少女は空を見上げた 私は少女をぼんやり...
夏の空
白雲は戸惑い揺れて 青空は素知らぬ顔で...
夏の謝肉祭
何かを盲目的に 信じた事のある 人であれ...
鉢植え
植物の中で夜が育つ 水の名前を呼べば 脈...
昼寝
陽だまりに寝そべって 時間と風を見過ごし...
それが秋であると言う
そのような方解石は ソリダコを待っている...
南極53号
漂流者収容センター 流れ者 オマエの続く...
冷蔵庫の奥の人形の結婚式
黒い天使の館 僕の時間は君よりも濃い お...
在る振動
ひとつ、揺れる ボールは、トモダチ ふた...
ひとすじかな
いずれ私は死ぬけれど あなたへ永遠に有り...
その ひ が きても あわてないで
かうんとだうん です もう まもなく で...
自己観照拒絶症候群(仮)
小市民のAIではない私はchatGPTと...
愛妻弁当
「うまそうやなぁ!」 いきなり頭上か...
夾竹桃の咲く街
街路樹として植えられた夾竹桃の花が咲いて...
どり〜ま〜
ゆめを、あきらめるひつようなんか、ない。...
恋と指
あの時どうして連絡がなかったの? この指...
フロウ
あめ ひと 設計図の無い みずすましの痕...
冬の蝶
神秘の蝶よ 心の中に宿る 神の秘めた苦悩...
ラヴェル
明日だけ水面に顔をだしている気遣いの 特...
きっかけの恋は暖かいままで
触れる恋は 暖かい きっかけは あの場面...
心ない言葉
人に言われた心ない言葉が 夜中に目覚めて...
犬に犬ガム
永遠に噛み続けてる うっすらとは覚えてる...
初盆
1 あの親父が兄を亡くして少し小さくなっ...
物思いの午後
秋の空は青く 水彩画のような雲がゆっくり...