あーとのあと
ひばりが死んだ つとめて、つんざく、つり...
ヤー・チャイカ
船の窓から宇宙を眺めると中性になる 雲は...
落花
通勤電車でふと絡みあう視線 作業着姿...
意味なんて
地球が回っているから 時間が分かるん...
彼の人
彼は、美しすぎる人だった 疑うことを知ら...
幽霊団地。
故郷 今もまだ幽霊団地です。 床屋のマス...
高嶋先生への手紙
昔々 その昔 あなたのもとに集い ...
カツカレー
カツカレーを初めて食べた カツもカレーも...
マグダラ
カルマとは 己の矛盾により 発生する 時...
いま
旅が終わって 私は今自宅に向かっている ...
萩
不忠義の志士たちが 由比ガ浜に野宿してい...
悪たれ
俺は悪たれ 嘘なんかじゃないさ 俺は悪た...
蛇行剣
若草山のてっぺんで 何と叫んでいるのか異...
月夜
月夜、 今ほどに夜の優しさを、明るさを思...
雨の日のトカゲ
わたくしが潜在する地面の上に出て 確たる...
いだく
いたいけな こ を いだくなら いたみな...
自由に・・・
薄い日...
化粧室
梧桐の葉が 次第次第に拡がり 緑はむせる...
嫉妬
なぜあいつは、俺のしたいことを、俺のでき...
かたつむり
わたしを閉じ込める 蠢めくものたち 薄い...
溺れる
深い 深い 海の中に見つけた 小さな光 ...
零
黒曜の空のもと 琥珀の水に彷徨いながら ...
花冷えの夕食時に
新聞紙の紙飛行機 空へ送り出したとたんに...
苦いコーヒー
君はまだ寝ているね。 ...
生きる
生まれてしまった悲しみは 届かぬ虹の黄金...
理由
人と会うのが 億劫になる。 ささいなこと...
WAR CRY
戦場は何も 幾万の観衆が見守るフィー...
傘
さっきから 私の背を追って来る 咳払いは...
柔らかな非情
むごたらしく息を吐き、 憎しみから焼け残...
五月の雨
ネオンの滲む街角で ウオッカを飲み干し ...