独立宣言
食いかけのハンバーグで タンゴを踊った日...
あの場所で
たくさん寝て もうこれ以上寝れない てと...
あなたへの手紙-愛するあなたへ(白昼夢)
粉雪の舞うこの小径であなたと出会う 往き...
色褪せる
かつての風景を思い出す度に 地を這う落葉...
コツについて
今、テーブルの上にあるのは 〈かのか...
あなたへの手紙-愛するあなたへ (旅立ち)
心の小窓をそっと叩いてみる 静寂の中...
魂は永遠にいっしょだよ
いのちの声がする 闇にある星の光から い...
初鳴き
今年は季節の巡りが定まらず 戻り梅雨...
集落
部屋の中に集落ができた 小さな集落だった...
本当の終わりが来るまでに一対いくつもの空約束をするんだろう
今日で22才になったけど 別に何も感じな...
おいてけ
何も言わず君は私を置いていった その時な...
冒涜ウイスキー
誰もが自分の信じた思いに従って 毎日何か...
あなたへの手紙-愛するあなたへ (あなたへの捧げ詩)
四 私があなたの虐げられた 愛する真...
あなたへの手紙-愛するあなたへ (生命の輝き)
一 あなたへの色褪せぬ想いを抱きつつ こ...
let’s go crazy
旅に出て 俺の言葉も この国の金も 通用...
魂き晴る
誰かの命の重さとして 花弁は梢を揺らす ...
魔術師
黒いカーテンの奥に隠れている 真珠の玉が...
辞書詩人
心ない 際どい言葉 辞書を引き 優越感も...
不在感
夏至を過ぎると それまでの 憑かれたよう...
8.178
ここは水底、光なき静寂の底 誰にも気づか...
海辺
大洋の波が疲れを休めに小さな湾へ入る ...
スペインと地震と津波
人や物を巻き込み、 全世界を震撼させた津...
本日のランチ
独り言を大声で喋り続けている 男と 街の...
ミッドナイト・ザギンスライダー
夜空で瞬いてる星を眺めていたら それが何...
サングラスをしたら
サングラスをしたら 景色がぺったり なつ...
無間地獄にて
(雑音) それはきっと終わらない日々 僕...
雨のち晴れ
降り出した雨の中 たどり着いた家の前で ...
海
海は生み 万物を育む潮の流れにして 成長...
べにいろ
花の時がすんで 雨の時が来 山の清く美し...
加速
線で満たされていく 形ばかりの電話帳と ...