キミョウな二人(破壊と修復の輪廻)
キミが書いた手紙はそっと回収 外国の映画...
暗闇の中
暗闇の中 私は一人、星を見る。 都会の空...
森
多様である悲しみも、そして慈しみも、 う...
残暑お見舞い申し上げます
夏の残り火が灯る お盆過ぎの八月下旬ごろ...
普通
28歳の誕生日に僕は 何も特別ではなかっ...
詩人たちの午後
ヤスリのようなものはいらない、 花々は波...
キス
わたしにやさしくするのは、 ピアノ曲、や...
典子外伝 ーその2ー
明確に言葉の力で旅客機が飛ぶ、 今日、典...
コーリング
それは大都会の高層ビルの頂上から、 下界...
ありきたりに救われてしまうのね
. 秘密のチョコミント 祈った虹の日 ...
この時
ありがとう これで最後かという 陽炎の扉...
けらく
真夜中に届いた 待ち侘びた それは 冷た...
賛歌
少年の空を翔ける 散り散りの 鳥達の羽ば...
やさしくはない夜 やさしくはない朝
夜がふける やさしくはない さめない日々...
ケ・セラ・セラ
羊雲のささやきをきいた朝 鳥たちは歌い...
イルカ
望む。 いつか、来世まで生きていたら、 ...
羽虫
天井にへばりついた羽虫 おれはベッド...
消えない光
瞼を閉じて見た景色のスペクトル ぼくはハ...
ヒラカレタ
開かれた世界、 平明な海のただなかにある...
ヒフヨリカタイモノ
その角はひふよりもかたい、 この朝、あら...
名づけの由来を
作品でもなく恐縮ですが 皆さんお使いのペ...
ジニア
色彩は貪欲に、そして見るものを捉える、 ...
と小鬼
昔の 私とは変わった 私は鬼である しか...
道
日々の狭間に疼(うず)く声を 告白した君...
雨の予兆
湿度を纏った 風を読み 雨の予兆に 葉脈...
当方、新参者なりて
能ある人は同時に愚者であり、 何も出来な...
Kの告白
オマエ、そんなに泣くヤツだったのか? “...
幸せの試み
あ それは斜陽の最後の貴婦人よりも か細...
トウメイ
重い扉を押して外へ出ると 道行く人は皆、...
失恋、嘘、R&R、ポエトリ-
. 思いやりのある人は 背中を向けたり傷...