不思議な顔
枯れ葉色の服を着た 不思議な顔の人が あ...
そして
そしてヒトは何万年もの間争いをしている。...
永眠
. 予兆 が 弾く短調のプレリュード ...
バス
僕は昔人間の盾だった 僕は今はカオがない...
氷
慌ただしい 慌ただしい 毎日 あれもそれ...
たんぽぽの綿毛
2月27日 セイヨウタンポポの蕾は 種子...
孤独な愛で
澄んで淡くやさしい光に照らされた 円いち...
私の手
この手で さまざまな善いこともしてきたし...
時は流れて
暖かくなり 梅の花が咲いて 梅の実を結ぶ...
天空モノレール その2
喃語が好きだよ 静寂をまあるくひらく 空...
海で
プランクトンになって 魚さ食べられで 魚...
言葉について
ただひたすらに読み書き話し聴く 傷つけあ...
チョコレートセックス
音楽はラフマニノフ 照明は静脈と同色のブ...
夜の蛇口
夜半 気温が氷点下まで さがる予報があっ...
焼き芋追慕
年老いた 街角で ひび割れた ビルの 親...
林檎
山茶花が咲いている 花の先は薄墨色の町だ...
冬と春のあいだに
あれだけ雪が降り あれだけ路面や木々が白...
ジジの声
思い返せばとるに足らない猫生だけど私な...
糸電話
届くかな 届いてほしいような 届いたらい...
みれにあむ
みれにあむ は よふけ に はじまる よ...
はちみつレモン讃歌
三度の骨折にも負けず 薬剤性の肺炎にも負...
自詩
魑魅魍魎が跋扈するような俗世でどうにかこ...
しがらみ
逃げ回りながら 捕まりにいく 撥ね除けな...
きみの柔らかさについて
名無月は騒がしくて ゆらゆれて煌めいて ...
ミントの鉢
出窓に置いた ミニ観葉植物 ポトス アレ...
声を便りに
2月18日 風の強い夜。 あの満月の近く...
雪
2月17日 寒い風の夜 こたつに入ると足...
街
朝 玄関のドアを開けて 階段を降りて行く...
突風にのって
2月16日 西からの 強い風にのって ひ...
トウモロコシ
男の胸は高鳴った 「あんたを脱がし あ...