黄昏
ゆっくりと陽が傾き始めた。 冬の穏やかな...
歩く
かかとしょうしきゅうぼしきゅうだいいっし...
プレゼント
拳銃、拾っちゃった きみはおれにそう言っ...
祈り
世界はイングリット•カーフェンで出来てい...
心感デッサン6
心感デッサン 2024,1.20 by ...
銀ちゃん
石灯籠に赤椿 門前に、紐で繋がれうずくま...
自在なる時間
時間にはとても私的だが、 滾滾(こんこん...
無知のち
無知である 知らないのだ 何を知らないか...
脈
雨はいつも 気づかないうち 身体の底で脈...
四月の雪
ひらひらと 花びら舞い散る 四月の雪 君...
今年のさくら
今朝出したゴミがそのまま残って 「燃えな...
色褪せた写真
あなたとの思い出を 一枚の写真に閉じ...
いけばなシリーズ(5)
タビラコ、そのほう、オランダへ行け うま...
昼下がり
昼下がりに 街に繰り出す 少し遅い昼 店...
ブルー
終わりの日は とつぜんやってくるだろう ...
051
真冬の昼下がり 慈しむような光の中 頼り...
心感デッサン6
心感デッサン 2024.1.15 by ...
雪だるま
雪 降り積む公園 雪を かぞえてみた 一...
コロッケ
今も覚えている味 それは母ちゃんの 作っ...
レクイエム
枯れた苔玉にお別れをした 棚引く夕暮れが...
社長さんの有給
社長さんが有給を取った 社長さんだから ...
風に乗って
北風で北へ 春風に乗って南へ行きたい 散...
腐敗する私
私が腐敗していく時 あなたはそばにいて ...
じゅんちゃん
大学の時にバイトしてたレンタルCDショッ...
ピクニック
たとえば僕が死んだとしたら などと森田童...
慢心
他人に歩幅合わせている 他人と比較して慢...
分身
日常から離れた空間ひとつ 大切なものを小...
一つの線が 緩やかな楕円だ
寒い朝に火が登って 一つのカップラーメン...
独り言
風、そして風の鼓動 空の欠片を集めると ...
うすくれなゐの空に
まずきみは ぼくの瞳孔を覗きこむのを や...