皮膚の下
こんななまっちょろい太陽じゃ 干からびて...
輪郭
今こここの時にスクエアな言葉が許されるな...
海を見に行った陸地の終わりだった
文字の輪郭をボカす楽しみ方は、 旅から戻...
群青を連れて
いつくしむということを 忘れてしまったな...
けもの道
一時間早く起きる人は不機嫌なんだって 一...
不死の人
玄関先で死んでいる蝉が 朝早くから私の眼...
妊娠の反対側
無人駅のコインロッカーにて 通称「ニンゲ...
去るサルトルは問う
死にたくない人生 ↓ 死にたい人生 ↓ ...
飴ちゃん
なぁ、おれにもその飴ちゃん1個くれ。 5...
無題
ス キ マ ダラケ 青い空が好きな アン...
ひびく
ひとがきらい ひとがこわい なぜなら傷つ...
ゴースト
(今日の日付をつぶやく) 灯台の未来 石...
うつくしいもの!
おら詩が好きだ 言葉が好きだ 誰かの中の...
人生-或いは四季-
消えてゆく夏 消えてゆく秋 消えてゆく春...
千年前
私の母親は神戸で生まれて 太陽と相思相愛...
な
居なくなってしまった 引き留めとうとした...
ディエン高原にて
迷い込むようにしてたどり着いたのは 天上...
今
わたしはわたしが死ぬ直前に何をおもうだろ...
蜻蛉の
ほどけていく豊かさにも 纏わる毒にも 重...
わなびーはっぴー
幸せはあるいてこない だから歩き続けて ...
社会通念
頑張るしかない、悲しい そうなんだ、かか...
白の系図
うちあけることは、むつかしい しろながす...
朝焼け
どうしようもなく歩いても どうしようもな...
タイダイミー
手紙を読むというのは声を聞くのとはわけが...
青空
僕は死んでいるのか いや僕は眠っているの...
葛とカナブン
福島さんの家から畑までの間に 毎年葛がび...
カミサマ
ジ・エンド・オブ・サンボリスム! 手足を...
ロッカーズの星に捧ぐ
その破天荒な男は ある晩、僕等の目の前...
fine arts
【解説】 20年近く前、フィレンツェに行...
マラケシュの夢
知ってるか? 砂漠の夜は寒いんだ 焦燥 ...