夜道
君は郊外の一本道に車を走らせて いる...
カルチェ・ラタン
夜のメトロ 向かい側のホームで 小さく手...
感受性を詩人に捧げる
感受性を詩人に捧げる * 本屋では詩集を...
嘘つきと真夏
群青がいっぱいに広がっている 微熱を抱え...
りんねえ
田んぼで蛙が鳴いてる 朝から晩まで 金銀...
「悪い」について〜赤の他人の介入に屈しない
「悪い」について〜赤の他人の介入に屈しな...
死にかけのおじいちゃん
年末から入院したおじいちゃん お正月はど...
工場跡
セピアにくすんだ壁が 「ゆっくり休んでい...
宮崎
留守になる夏 フジヤマ ゲイシャ キナク...
引きずれ未来
ノストラダムスは自らの死を予言したが 彼...
凶悪
淡い浴衣に赤い口紅 小さな歩幅で薄闇をゆ...
海陸風
言葉を産めないのなら 水のごとくさらさら...
夕方-どうしようもない虚しさと-
例えば私が灰だったとしたら きっとあの茜...
呻 ぎん(口へんに金)
肉骨茶のにおいが満ちる千の夜、 私は小人...
草(腐)
言葉は安すぎる 二つ束ねて三文銭で売っ払...
銀色の卵の形をした再帰目的語はかく語りき
それから F君は うがいを4回してから歯...
ある夜のメルヘン
女のお尻は男よりも丸い 僕に耐えられぬ、...
見方を変える
右足を左足の上からかぶせ 体をねじるよう...
ユナ通り
友だち、といっても、そんなに親しかったわ...
サヨナラ言えなくて
きみの悲しげな 薄茶の瞳が 雨に濡れた ...
夏は
茶色く疲れ果てた蔓の途中で 朝顔の紅は ...
8月32日
かき氷のいちごシロップのにおい 午前中の...
ピリオドを撃て
蛇口を捻ると白昼夢の煌めきがゆうらりゆう...
選挙
今年中にこの星を終わりにしてしまうか っ...
流星群
昔 君と見たあの流星群にいつか飲み込まれ...
うどんを食う人
ぼやけた猫の眼球から 産まれた地球 秋刀...
実るほど頭を垂れる
スポーツ好きなら楽しまなきゃ損ですとラジ...
永遠のしあわせ
ぷにょぷにょうまれたて ぷにょ ぷにょぷ...
蝉の一分
I thought my life is...
玩具
100年経ったら 脚も腕も 頭も胸も み...