詩｜poem

長い紙に 羅列の この文字は 愛の形と ...

愛よりも、ドラキュラの方がいい。 愛より...

　 君だけじゃないんだ 誰でも同じなんだ...

試着をし続けている間に ぼくらはすっかり...

日々働いていた頃は 退勤のタイムカードを...

まいつき いちから はじまる なにも は...

きっと、歌が好きなのではない 歌は好きだ...

　 からっぽの手紙が積まれてゆく 借りて...

　のうぜんかずら　の咲く港 　電線の鳴る...

さやかなこまかなことばさきとどかぬのなら...

マロン パンプキン チョコレート 季節は...

僕達は泣いて産まれた 僕達は偶然に産まれ...

がんばれ　お前ならできる 湿った心の内の...

おてんとさん　あんたにゃかなわない あん...

　真夜中の草深い町はづれを 莫進する列車...

初めての運動会の始まり 開会式の話はぼう...

思いつきでふらっと入ったバーは 息苦しい...

ひとつひとつ 背中が消えていく 街は少し...

　いくつかの迷いの旅を終え、自らの内に素...

シガニーウィーバー の作品を見たくなった...

秋風が訪れた あなたが贈る供花は きっと...

　 　何故か　のみすぎた 　吐息をついて...

苔生した倒木などが横たわる仄暗い湿り気を...

静かに狂う 私を 認めつつ詩を 書いてい...

リスが両手で 大切に持っている ドングリ...