秋
うち、フローリングじゃないから食べ物を床...
AとBの狭間
因 果 医 者 の 腑に箸を ...
あなんすぃえいしょん
ベランダの窓を小さなこぶしで こんにちは...
街角の詩
. 素描する 即興の音色で スケッチブッ...
運河跡
ある年齢を過ぎると 男は 自慢話を語るも...
その時まで
一つの窓から零れおちる音楽の さまざまな...
マスカレードな日々
マスク無しで生まれてきたいよ 次はマスク...
三途の渡し船
渡りゃんせ 渡りゃんせ この先進めば ど...
ぽつねんと
ぽつねんと 仲間たちの中で時間を見つめて...
ブルーな夜に
青臭い四畳半に鎮座した自我が 真夜中に唐...
真夜中のヴィジョン
. 目と唇のひとから 告げられたとおりの...
真逆
浮遊する 不揃いの衣紋掛け 釣り銭をちょ...
切り花
お花畑から来たあなたは 笑顔のままでした...
惑星のシグナル
. ロンドンの午前7時 ア...
頭 命
なに嘆いてるんだい 嘆いているふりかい ...
鋭利なもの
頭が痛い 頭がぎりぎりと痛い 頭がじんじ...
居場所
ずいぶんとご無沙汰しておる 考えてみれば...
曖昧な日々に
この不安な社会情勢にあって 核心をえぐれ...
自殺
首吊りの森の奥に 無造作に 放置された誰...
名づけなくていいと思った
. 海岸線の50分 走行 ときおりのあの...
積乱雲
今まで現だと思っていたものが ある日唐突...
私を引き戻すもの
太古の時代 爪弾きにされるのは 命...
すすき野原
夕暮の秋風に吹かれ すすき野原が靡いてい...
ここにいて
. 横顔を描きながら 一日の連なり 俯瞰...
地足
地足 足が地に と声を出す 前に 動いて...
コアントロー
. 「エイプリルフールの朝一番の嘘だけが...
スペルマフルネス
*→ 精子の匂いがした 薬を飲んでも ...
詩の顔がみえるとき
. 「詩というあなたと隔てられた僕がここ...
金儲け
想像を追い抜かした 牛 牛 牛 主張 皿...
ストーン
あちらこちらで人々はまともなふりばかりだ...