月光のドレープ
つま先から毛穴を撫で上げ膝をくすぐり そ...
けんちゃっきいブルーグラス
ギターを爪弾いていると 風が懐かしい草の...
サチコさん
時々、声が聴こえる 耳を澄ましていると ...
余計なお世話
カメラなんてものは 光と影だけを撮ってい...
勝ち組負け組
何を以て勝ちと言うのか 何を以て敗けと言...
ルーシーチェインソヲ
18の時にホームセンターで出会った男 臆...
PEACE
NHKの大相撲ダイジェストが 無音で垂れ...
失うということを得た
空の下 大地の上で 「気楽に行こうよ」と...
幸せ
義妹から 「もう自分の幸せを考えてもいい...
歌のようにはなれない
あなたに会えて本当に良かった いつまでも...
ねえ、そこのきみ
全く遠慮なんか要らないよ 好きなだけ持っ...
Stay
. いつも同じ車でシティホテルに向かう。...
勝者と敗者の境界
世の中はいろいろな障害があって 思い通り...
美術館
僕には感受性が足りない 美術館ではいつも...
最後に
ごめんなさい 私が悪かった と 最後にも...
生への執着
苦しいものと知るほどに なお執着は強くな...
果肉
アンバランスな指先 揺れる ∽ 揺れる ...
壁に向かって手を挙げなさい
. 「チンコとオメコの諸君、 君たちは完...
春雷
君の 左手の 包帯に 滴る汗 その眩しさ...
ボレロ
始まりは 渦 捻れる程の ハイテンション...
ラヂヲ
切り忘れたラヂヲが 無駄に大きな音量で ...
良い子はおうちに帰りましょう
夕方五時を報せる鐘が鳴る この辺りの週末...
五月の風は
オフィス街のビル群の緑の合間を 湿り気の...
テスト
憂鬱な唄をうたっていた 周りのせいにして...
ニュースについて少し
朝 お日さまの光が 静々と 自室に射しこ...
せめて
馬鹿な奴だと世間が言おうとさ 自分で納得...
20分
視界の隅に見慣れない虫の影 揺らめいたり...
宴
5月です。 どの盃にも蜜酒がなみなみと注...
鯨
夢枕に浮かんだ一本の水平線でした いまだ...
枇杷
枇杷を頬張る 半袖の君から 滴る。 初...