綿菓子
綿菓子のようにフワフワ ふっと息を吹きか...
現在
まだ決まっていない未来 その余白に身を委...
約束の果実
ある花は散って 約束の 果実を実らせた ...
滲み坂にて
きぬぎぬ にじみ坂付近 青のバラックの発...
古本市
百円玉じゃらじゃらさせて 水たまり飛び越...
日本
日本 — 私の国元 ここだけは幸せだ ど...
しりとり
しりとりしよ!2文字限定しりとりね
え...
きのこの善利
これはきのこの詩である 人は森を見て 「...
学生プロレス
振り返ると 高校生の時から 始めてい...
青い幾何学の午後
白壁にこびりついた 濃紺の幾何学パターン...
そよもみじ
「そよもみじ」 少しずつ 少しずつ 手の...
気づかない
犬は自分の優しさに気づかない。 猫は自分...
練習
交差点、水槽 わたしは冷奴が好き わたし...
タソガレ
タソガレに沈む道で やあ、と すれ違った...
にゃ〜
んにゃ …にゃにゃ にゃぁにゃにゃ にゃ...
雨
バスを待つ 夜のターミナル 迎えを待つ少...
手放された
肌に朝焼けの始まりを埋め込む わすれない...
世界のコンポジション
てん せん てん
かえるのうた
か・え・る・の・う・た・が
き・こ・え...
胸
雨が降る中、 ぼくの胸の中、 グルグルに...
私のいのちの言葉
ああ 私には、 私が生きている限り 何度...
所在なげ
その手を置いたのは 心の置き場にこまった...
死の後に
死の後に 立派な原で 再度会う 君花にな...
翡翠の呼吸、紅の襷
八十八夜の譜 大地が黄金の眠りから覚め ...
朝
目を覚まして窓を見ると 窓いっぱいに朝露...
アイアムアゴースト
人間界で働く昼 わたし、おばけだから 夜...
日本語
日本語の 艶美について 歌いたい! 比べ...
昼下がりの庭
目の覚めるような 蒲公英色の衣装をまとっ...
こころがついてこないのよ
ある日突然 取説が見えにくくなり 小走り...
蒼穹を縫う銀の糸
瑠璃色の沈黙を 五月の薫風が洗い上げた ...