問三が解けぬ
三角関数の問三が どうやっても解けぬ シ...
一歩
あと一歩 この一歩を踏み出すことができれ...
いつの間に
「いつの間に」 梅も桜も 知っているのか...
山積みの欠片
あなたの病気は何? 風邪? インフルエン...
ひきかえ
いってらっしゃい 各駅停車が止まる町 洗...
アボカド
南側の窓ぎわ 育たなかった アボカドの ...
(ダブル短歌)君は初めて会ったときからレジェンドだった。
歴史には残ることない思い出の集合体を街と...
怠け蟻と怠けカマキリ
あるところに、群れに馴染めずに一匹で彷徨...
揺れ動く
ぶらんこ 広げた傘の先っぽ あなたとの距...
枯れ草
わたしのちいさな指を見る 枯れ草の匂いが...
いまはただねむりたい
いまはただねむりたい だれもいない深い海...
予知
適応すれば 美に飽きて 秩序を信じ 嫉妬...
薫風
役に立たない性器を持て余して ゆるやかな...
旅に放つ
掴み損ねる湧水の その上澄みの純なること...
かいい
Ob-La-Di, Ob-La-Da ま...
たんぽぽ
あたしはあの子の持っていた たんぽぽの綿...
僕の変形
ポケットだらけの服を着て、ポケットだらけ...
これって設計バグですか?
おんなじような カラダして おんなじよう...
散春
「散春」 八重に束ねた優しさを 春の名残...
多才なビタミン
マルチは多才で ビタミンは多彩 それだけ...
日常
母のいる日常があり 父のいる日常がある ...
太陽
刹那、明滅する世界 太陽が落ちてきた 世...
夢うつつ
夜の帳が下りてきて 約束された夢さえも ...
そらをみて散歩ができない
そらをみて散歩ができない 星をみて深呼吸...
あんまり初夏が眩しいから
あんまり初夏が眩しいから あおいかべみた...
こむぎの国
こむぎは80年に一度実る 人間が3代かけ...
118
油断すると ガランドウになる ただ起きて...
殺し合ったりする一方で
真夜中に 目が覚めた。 静けさに 息を ...
無題
枝先に残りて 青き葉影に何をか語らん 去...
温かい夜
吾妹子… 吾妹子…...