光の小径(心の襞)
一 私の琴線に触れた貴女の優しさは ...
僕と君と宇宙
僕は何者にもなれず 君にもたどり着けない...
いろんな日
自分という「大きさ」があるとして 「大き...
その女
雨と乾いた砂、雨と眠った「何か」 それぞ...
扉の傷
踵が靴ずれるパンプス 足先も痛くって と...
モノクロフラワー
まどろみという名の花が咲いた その陳腐な...
俺の猿と踊るデジタル・グレムリン
守られた嘘の歴史は大河を下る 人々はゆめ...
父よ
父の夢は果てなく大きなものだった 最初の...
脳で決めるな、脊髄で決めろ
優柔不断な俺に
ピアノの調べ
聞こえる あなたの、奏でる素敵なメロディ...
大地の声
大地の声が聞こえる 人類よ 武器を捨て今...
冷やし中華、始めても
両面テープの夏 順番が赤ちゃんの指のよう...
ポリティカル・コレクトネス
アステロイド・ヒューマンの芳井が年代物の...
茶漬る
元禄十五年 年の瀬 大石さんが 吉良邸に...
神様と林檎の歌
鬱血したコンクリート 熱で歪んだ鉄格子 ...
心の小窓を開いて-(生命の導)
貴女は森羅万象の真理をその胸の内に秘め...
何
何かを書こうとして 何枚も何枚も紙を塗り...
手を振る
川のこっち側に人が一人いる 川のあっち側...
ようこそ
君はすでにここに生きているから 挨拶はい...
HALF dwarf
大半の人間はそうだけど 僕は僕の身に起こ...
Female Spider
アタシって 中古マンションの三階の角...
心の小窓
移り行くあなたの朧な心に 私がそっと触...
A・I
魔法は黄金の中に溶けて 産まれたての太陽...
日々マスク・ド・の自身を怪しみ 自身を切り捨てる作業の果てで 飛翔の境地を知れ 怪鳥
執着心が導いた記憶が 追憶に変わる頃に ...
千年の都
四方を 青龍 朱雀 白虎 玄武 四神獣が...
好きなことを続ける それは旅の仕度
歩いてしか 通れない道 そこだけにある ...
贖罪
貴女の感受性を揺り動かす魔法の言葉を ...
能動主義
好きだったのはわたしだけじゃなかった 心...
或いは君と云う彗星
流星は夜空に垂らす絵の具 時が経てば水に...
メリー・トリクロス
ウラディミール・プーチンと ウオロディー...